【3時間唱題1ヶ月チャレンジ】8日目(11月15日)報告

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チャレンジ8日目:11月15日(月)報告

  • 唱題時間:4時間
  • 真剣度:70%

体調微妙な中4時間題目をあげることができました。

後半は「体力的にちょっとキツイな」と感じることはありましたが、だるさや頭痛などの体調不良は軽めだったので「先週の苦しさから比べたら全然まし」という感じでした。

土日は午後は3時間くらい寝たりして休み休み動くという感じでしたが、昨日は昼寝なしで一日過ごせたので回復傾向だと思います。

それでも夕方くらいから疲れがでていたので、8時半ころ早めに就寝しました。

本日(11月16日)の途中経過報告

現時点で1時間30分完了しています。

この後もう1時間30分あげて、合計3時間となる予定。

今日の題目で祈っていたこと

今日は体調がだいぶ回復し、感謝の題目をあげていました。

あとは、今日の聖教新聞で読んだ経済思想家で大阪市立大学大学院準教授の斎藤幸平さんインタビュー「経済成長に依存しない本当に豊かな社会とは」の内容が題目中頭の中で回っていました。

印象に残った部分を抜粋します。

資本主義を端的に表せば、「際限なく経済成長を追求するシステム」です。最終的にはこのシステムそのものを転換することを、私は提唱しています。

そう提唱する理由は、現代の気候危機の原因をさかのぼると資本主義に行き着くからです。地球温暖化の原因である二酸化炭素の排出量は、資本主義が本格的に始動した産業革命以降に大きく増え始めたことがわかっています。

「価値」を増殖し続ける資本主義の下で、人間は消費に駆り立てられます。そして自らも商品を生産するために、週に何十時間も働き続ける。そうした資本主義から脱することは、「短い労働時間で、そこそこの生活ができる」社会への転換でもあります。

もちろん、脱成長社会で経済はスケールダウンします。そこで大切になるのが、商品化されていたものを「コモン=共有財産」として再生し、分かち合うことです。

水や電力、住居、医療、教育といった最低限必要なものを、市民が民主的・水平的に共同管理していく社会が、私が提唱する脱成長社会の姿です。

本来、土地や水は共有の富であり、コモンです。資本主義以前、共同体の一因であればだれもが利用できた時代がありました。共有財産だからこそ、人々は自発的に手入れを行っていました。それらを囲い込み、商品化したのが資本主義です。

資本主義の下で商品化された富を再びコモンとして開放し、皆で民主的に管理していく。マルクスは、こうした社会を「コモンを基にした社会」、つまり「コミュニズム」として構想していました。私は、その意味での「脱成長コミュニズム」が大切だと考えます。いわゆるソ連型の共産主義とは、全くことなります。

「コミュニズム」という言葉には過激なイメージが付随します。私がこの言葉を「コモンの再生」の意味で使っていることは、私の著書(『人新世の「資本論」』)を読んでいただければお分かりになると思います。

しかし、誤解されることを承知で私がはっきりさせておきたかったのは、資本主義に抜本的に切り込まなければいけないということです。気候変動を、今までの延長線上で解決することはもうできないのではないか。

その危機感を、ストレートに伝えたかったのです。私たちが自明と思っていた資本主義ーーーそれが問題の本質であると伝えることで、人々の心が”揺らぐ”ことが必要であると考えました。

この”揺らぎ”がないと、小手先の対策を講じるだけで結局だらだらと環境破壊や搾取を繰り返し、格差や不平等を広げてしまうからです。

今、異常気象などが相次ぎ、多くの人は”何かがおかしい””このままではいけない”と、薄々感じているはずです。しかし、どう行動を起こしていいか分からずにいるか、あるいは、自分自身の問題だととらえてエシカル消費などに励む人もいます。

ただ、それでは足りません。気候危機は個人のみならず、社会の問題であるからです。行動を個人で終わらせるのではなく、社会につなげていくことが大切です。

問題に気付いた人がまず行動を起こし、それを声に出していく。たとえば、会社の食堂に(環境への負荷が大きい肉食をやめた)ベジタリアンのメニューがないのはおかしくないか。会社の脱炭素の方針を示すべきではないか、等々。

私は執筆をしますが、同じように、自分の考えを家族や同僚、地域の人と話すことは、小さくない力を持ちます。

「個人が変わること」と「システムを変えること」は、ペアであると私は思います。一方で、個人の努力だけでシステムは変わらないし、他方で、システムを変えていくうねりは個人から始まるのも事実です。

個人においては、気候変動は社会全体の問題であると知ることが、まず大切であると思います。そう気が付けば、社会を動かすための行動を考えるようになる。

「人々の心が揺らぐ」ことが必要だとありましたが、実際この記事を読んで私の心が揺らいだような感覚があります。

正直、資本主義とか共産主義とかふわっとしか知識がなく、インタビューでも触れていましたが「共産主義」と聞くと「過激でなんか怖い」というイメージもありました。勉強不足です、はい。まずは 『人新世の「資本論」』をしっかり読んでみます。

気候変動、地球温暖化についてはもともと危機感を持っていて、ごみを分別するとかなるべくリサイクルするとかできることはやっていました。が、それだけじゃ足りない気がしてましたがやっぱりそうだったかとこれを読んで改めて思ました。システムを変えるということは大変なことで、私はそれを率先してできる人間じゃないと自覚していますが、「システムを変えようという動きに協力する」(阻止する側でなく)ほうの側だということをここで一応言っておきます。プラス、引き続き環境に負荷のかからない生活を心がけていきます。

ほんとに、温暖化と異常気象がこのまま進んだらきついです。身体弱い人間にとっては猛暑はかなりきついです。異常気象で避難生活になったらあっという間に身体を壊すことが容易に想像できます。娘はまだ5歳、これからまだまだ長く生きる世代にとっては本当に死活問題だと思います。

このブログにこの抜粋を載せたことで誰かが読んで心の揺らぎを起こし、その人が何か行動したり話したりすることで新たな揺らぎが生まれて少しずつ社会が変わっていくことを祈りつつ。

今日の体調

久々に朝辛くない状態で起きることができました。ここ10日ほどは、まず朝から起きるのが辛かったです。身体がだる重く、「おきたくない~布団からでたくない~」と思いながら無理やり起きるという状態。

病気がよくなったときは「ほんとに健康って素晴らしい!!!」と実感せずにはいられない。

「何でもないようなことが幸せだったと思う~♪」と虎舞竜歌わずにはいられない(心で歌いました)。

このブログでボケ始めたら体調がよくなってきた証拠です。

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