【書籍の感想】新・人間革命 第1巻(旭日の章)を読んで印象に残ったポイントをざっくり紹介

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こんにちは、シマリスです。

今日は「新・人間革命(第1巻)(旭日の章)を読んで印象に残ったポイントをざっくり紹介」というテーマで書きたいと思います。

ここ1年くらい、「小説 新・人間革命」を読み進めていて今は6巻を読んでいるところです。

今までにも2回くらい読み始めたことはあったのですが、いずれも5巻くらいでフェードアウトしてしまったので今回は三度目の正直なるか!?

新・人間革命、興味があるけどまだ読んだことないんだよな、という方の為に、

ちょっと興味あるけどちゃんと読むのは大変そうだからあらすじだけ教えてほしい、という方の為に、

明日会合で新人間革命の感想を話す予定だが忙しくて全然読めていない、という方の為に、

少しでも参考になれば幸いです(^^)/

と言いつつ、本当は「読んだだけではすぐ忘れてしまう自分の為」に書いているという理由も大きかったりします。

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新・人間革命(第1巻 旭日の章)のあらすじと印象に残ったポイント

あらすじ

  • 1960年、山本伸一(=池田先生)が32歳の時の話からスタート
  • この年は山本伸一が創価学会第三代会長に就任した年
  • 山本伸一と、男子部や婦人部の代表5名の初の海外訪問の様子が描かれる
  • 最初の訪問地はハワイで、ホノルルの空港に着いたら「迎えに来ているはずの男子部がいなくてみんなで待ちぼうけ」というトラブルに合う
ハワイでの座談会に「(ムームーなどではなく)きちんと正装してきなさいよ」と皆に言おうと思っていたと話す清原婦人部長に山本伸一は、

「清原さん、ここは日本じゃないんだよ。ハワイにはハワイの風俗や習慣があるんだから、それを尊重することだよ。日本とは気候も文化も違うのに、学会では、日本と同じ服装やヘアスタイルでなければいけないなんて言われたら、みんな信心するのが嫌になってしまうよ。」

と話す。

ヒロト・ヒラタという、日系二世のかたの戦争中の出来事が描かれる

  • ヒロト・ヒラタの父は真珠湾攻撃の後、すぐに抑留
  • 母とヒロトも父の後を追って本土に渡り、同じ抑留所に入った
  • 日本との捕虜交換でヒラタ親子は捕虜交換船に乗る
  • アメリカ国籍と共に日本国籍を持っていた彼に、日本の召集令状が届く
  • 同世代のハワイの日系人はアメリカ軍としてイタリア戦線で戦っていたが彼はそのアメリカを「鬼畜米英」として敵対する日本軍として戦うことになる
  • ハワイ生まれの彼は、うまく日本語が話せないことから軍隊では何かにつけて目の敵にされた
  • 緊張のあまり英語が出てしまうと古参兵から「敵国語を使うな!」と殴られた
  • 敬語が正しく使えないために顔の形が変わるほど殴られたこともあった
  • ヒロト・ヒラタは、祖国アメリカを憎むことを強いられ、殴られ続けることに耐えて、ようやく終戦を迎えた
  • 2年後、父の郷里の宮城県で暮らすようになりやがて結婚
  • 病弱だった妻が学会に入会し、彼も信心を始めた
  • ヒラタは、既に失われたアメリカの市民権を再び得てハワイに帰るという願いがあった
  • 彼は一心に勤行・唱題に励むと、1ヶ月もたたないうちにアメリカ政府からの市民権の復活を許可する知らせが届く
  • ヒラタがハワイに戻って半年後、山本伸一のハワイ訪問となった
座談会では質問会が開催され、下記のような質問が山本伸一に投げかけられる

  • 「私、日本に帰りたいんです。でも、どうすればよいのかわからなくて…」
    (若い婦人からの質問。日本で出会ったアメリカの兵士と結婚してハワイに渡ったが、夫の実家での暮らしは経済的にも決して楽ではなく言葉も通じない日本人である彼女に家族は冷たかった。さらに夫までも彼女に暴力を振るうようになり、日ごとに後悔の念が増していったという状況。)

  • 「私の息子がキリスト教の学校に通っているんですが、やはり謗法なのでしょうか・・・。他に適当な学校がないんです」
    (日本で入会し2年前に一家でハワイにやってきたという婦人)

  • 「この信心で、亡くなった父親も救われますか」
    (数日前に信心を始めたばかりの壮年)

印象に残ったポイントと感想

印象に残ったポイントは、下記の点です。

  • 「いきなり待ちぼうけ」という、ちょっとカッコ悪いトラブルをけっこうしっかり書いていて池田先生は正直者だなと思った
  • ムームーのくだりは、「日本のやり方が正しい、合わせるべき」でなく、「その地の文化を尊重してなるべく自由に」という考え方がいいね、と思った
  • ヒロト・ヒラタさんの話を読んで思ったのは、戦争は敵に対する暴力だけでなく仲間内でも暴力が蔓延していて、仕事も住むところも何もかも自由がなくほんとに嫌だなと思った。「状況によっては戦争やむなし派」がいない世界に住みたい。どんな状況になってもどんな努力をしても戦争は避けたい。まずは世界平和を真剣に祈ると決めた。
  • 「日本に帰りたいけどどうしたらいいのかわからない」という質問をする人にダメ出しなどせず真剣に答えていて池田先生は優しいなと思った。ネットの掲示板でそんな相談したら「自分で決めてアメリカに行ったくせに弱音はくな。見通しが甘い。」とか言われそう。ほんとに池田先生は優しい。優しいうえに、現実的なアドバイスと希望をくれる。ほんとすごい、ありがたい。こんな人なかなか出会えない。見習いたい。

まとめ

以上が「新・人間革命 第1巻(旭日の章)」のあらすじと、読んで印象に残ったポイントでした。

本当は第1巻全体のあらすじと感想を書こうとしていたのですが、1つの章だけで長くなってしまったので章ごとに分けることにしました。

明日は「新世界の章」のあらすじと印象に残ったポイントを書く予定です。

ではでは、また明日(^^)/

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