【本幹体験発表の感想】人を裏切りさげすみ何もかも失ってからの、30年ぶり学会活動復活で境涯革命した壮年の話:3月度本部幹部会での体験発表の感想

本幹体験発表の感想 書籍などの感想
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こんにちは。シマリスです。

今月(2021年3月)の本幹の体験発表、感動しました。

宮城県女川町の壮年の方の話で、「人を裏切りさげすみ何もかも失ってからの、30年ぶり学会活動復活で境涯革命」という内容です。

今回の体験に感動した理由の一つは、感情移入した(自分と重なるところがあった)ということだと思います。

私も20代~30代前半くらいまでは学会活動を離れていて、今思うとけっこう自分中心的というか、利己的な考え方で生きていたなと思います。

別に悪いことをしていたわけではありませんが、いいことも全くしていなかったし、あと感謝の心みたいなものも欠落していました(自分で書いていてグサグサささる)。

ということで今日は、本幹での体験発表の感想を、内容の概要と共に書いていきたいと思います。

体験発表をした方の名前は念のため仮名で「Oさん」と表記します。

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Oさんの体験①(何もかも失うまでの経緯)の概要と感想

  • Oさんは宮城県の女川で生まれ育つ
  • Oさんのご両親は草創から純粋な信心を貫いていた
  • Oさん自身も、就職した当初は男子部の活動に参加していた
  • 仕事で出世して金回りがよくになるにつれ、生活が乱れ始める
  • やがて人を見下すようになり
  • 周囲と衝突することも増える
  • そして学会活動にも参加しなくなる
  • 転職を繰り返し、離婚も経験
  • それでも遊び癖は治まらず
  • 60歳を過ぎて財産も家族も信用も何もかも失う
シマリス
シマリス

「金回りがよくなったら人を見下して、遊び癖がある」ような人が60歳になってから変わることなんて本当にできるのか!?無理でしょ!?と最初思いました。

シマリス
シマリス

こんな黒歴史を発表するなんて(しかもYouTubeで配信)、勇気があるなあ。

Oさんの体験②(30年ぶりに学会活動に参加するまでの経緯)の概要と感想

  • 60歳を過ぎて財産も家族も信用も、何もかも失い、ほうほうの体(てい)で故郷の女川にもどる
  • それが東日本大震災の3か月前だった
  • その時親身になってくれたのが、当時の支部長であるAさん
  • Aさんは自らの経営する旅館に下宿させてくれた
  • その上仕事も手伝わせてくれた
  • そしてOさんは30年ぶりに学会活動に参加するようになる
シマリス
シマリス

A支部長、めっちゃいい人だ!

シマリス
シマリス

人を見下す遊び人だった人を信じたというのがすごいと思いました。

Oさんの体験③(東日本大震災)の概要と感想

  • 2011年3月11日、OさんはA支部長と仕事仲間で地区幹事(当時)のKさんと3人で現場で作業を行っていた
  • 震災の翌日から、三人は救援物資を避難所へ届けるために会館のある石巻と地元の女川を連日車で往復する
  • その車はキーを回してもエンジンがかからず、OさんとKさんで後ろからエンジンがかかるまで押す必要があったため、三人はいつも一緒に行動していた
  • Oさんが避難所に物資を運んでいる最中、高等部のころからお世話になっていたS県総合長(当時)に再開
  • S県総合長はOさんの姿を見て「O君が人の為に行動してくれているのが何よりもうれしい」と涙ながらに言った
シマリス
シマリス

S県総合長が涙ながらに言ってくれたことに対するOさんの思いが下です(名前以外原文ママです)

人を裏切り、さげすみ、揚げ句に何もかも失った私が、こんなに喜んでもらえるなんて…。

後で聞くと、Sさんは自宅を流出していました。A支部長は、旅館も看板屋の作業所も、全てを失っていました。Kさんは8人の子供のうち、4人が津波に流されました。

それでも人の為に前を向く。行動を続ける。

”信心を貫く池田門下生は、これほどまでに強いのか。よし!俺も生まれ変わって、先生の弟子として、これからの一生を女川の為に使おう”

と心を定めました。

2021年3月9日聖教新聞2面より抜粋
シマリス
シマリス

人はこんなにも変われるんだな。すべての人に仏性があるということを、改めて教えてもらいました。

Oさんの体験④(大震災後)の概要と感想

  • 震災から1年後、A支部長ががんで亡くなる
  • 実は震災前から患っていたようだが、周りにはそんなそぶりを見せていなかった
  • Oさんは、A支部長の思いはすべて受け継ごうと決め、広布のため、地域のために、できることは何でもした
  • 仮設住宅では、皆のためになればと雑用でも何でも買って出ていたところ、仮説が閉鎖されるまで自治会長を務めるようになる
  • 学会組織でも徹底して家庭訪問に歩く
  • 少々反発にあっても、学会へ戻るのに30年もかかったので気持ちがわかる
  • 粘り強く会い続ける中で一人また一人と広布の陣列に加わってくれた
  • 女川町の人口は震災前から4割近く減ったが、Oさんの支部の活動者は2倍以上に増えた
シマリス
シマリス

人を見下し裏切っていたような人が、他人のために雑用をなんでも買ってでたり部員さんのために粘り強く会い続けたりするように。境涯革命ってこういうことなんだな、というのを教えてもらいました。

まとめ

今回の体験で、Oさんの境涯革命の姿にとても感動しました。

と同時に、A支部長、K地区幹事、S県総合長のOさんを思う心と振る舞いにも感動しました。

本当に仏性ってすべての人にあるんだな、ということは自分にもあるんだなと実感できて希望をもらいました。

また、今月の本幹ではもう一人SGIの方の体験発表もあり、そちらも素晴らしい内容でした。それぞれの体験が、それぞれ違った人に(境遇や悩みが似ている人に)ささるのだろうなと思います。

今回のOさんの体験では「一回離れてからの学会活動再開(しかも若くない)」という点でも、私と境遇が似ていてすごく刺さったし、若くないし無理なんじゃないかという気持ちを振り払う助けになりました。

シマリス
シマリス

Oさん本当にありがとうございます!

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